脱白髪染め-ハイライト編-

 前回は白髪染めカラー剤を使わずに、ファッション・カラー剤を使用して白髪をボカしていく方法をお話しさせていただきました。まだ見ていない方は読んでみてくださいね。

 それでは今回は、そのファッション・カラー剤だけでなく、ハイライト技法も加えた方法をお話しさせていただきます。

 と、その前にこちらの動画をご覧ください。インスタにアップしましたハイライトの施術を紹介した動画になっています。ハイライト技法には色々な手順がありますが、今回は白髪の気になる生え際や、トップの部分の白髪と繋がるようにハイライトを入れています。

 そうすることで、数週間して根本の白髪が伸びてきても、その部分が毛先のハイライトと繋がっているので、パックリと別れたようにならずに、白髪の存在が目立ち難くなるのです。しかも、自分の本来の毛である白髪と黒髪の他に、明るくした茶色と、暗めの茶色が加わることになりますので、通常の白髪染めでは作れないカラーを楽しむことができます。

 そうそう、ブリーチはいいけれど、傷みが気になるという方も多いと思われます。それでもその辺はケアブリーチといった、トリートメントを組み合わせることで、かなり軽減させることができるようになっています。もちろん年末から取り入れたメテオカラーとの相性は最高です!それではサロンでのオーダーをお待ちしておりますね!

追伸 : インスタをゆる〜く始めました。動画を作ってアップしています。こちらのハイライト動画と連動させて撮ったカット動画も見てくれると嬉しいです。

脱白髪染め

 多くのオトナ女子の髪の悩みと言えば、真っ先に白髪の存在が上がってきます。気になる方だとしっかり染めてたとしても、2週間もするともう生え際にはチラチラと白いものが光り始めているとの声も届いています。そんな状況だと、白髪を染める回数を増やしていくこととなってしまい、白髪は隠れるものの、髪はかなり傷んでしまうという結果になりかねません。

 そこでバディーグーでは、2種類の方法を提案させて頂くようになりました。ひとつは白髪染めを使わずに、ファッション・カラーと呼ばれる彩度の鮮やかなカラー剤で染める方法です。

 もうひとつはハイライトを白髪の気になる部分にプラスして、白髪と黒髪の間に茶髪を挟んでボカす方法です。

 それでは今回は、ファッション・カラーで白髪を染めていく方法について解説いたします。

 こちらの写真は白髪率30%程度の毛束に、ファッション・カラーと白髪染めを少しだけ使い実験してみたものです。拡大してみると、白髪の部分が薄く染まっているのが分かります。いつも白髪染を使ってしっかりと染めている方だと、「染まってないじゃない!」とツッコミを入れたくなると思われますが、この薄く染まるということが白髪をボカす役割を果たしてくれます。

  結局、白髪をしっかりと染めてしまうと、根本が伸びてきた時には白髪の境界線がすぐにハッキリとしてしまい、カラーが長持ちしないということに繋がってしまいます。反対に、白髪が気にならない程度に薄く染めてあげると、伸びてきた時も気になりにくくなり、カラーが長持ちするということに繋がっていくのです。

 実際に、いつもは3週間ペースで染めていたようなお客様たちから、「今回のカラーは長持ちしたよ」「根本の白髪が気になってくるのが遅かった」と、嬉しい感想が届けられてます。

 ということで、白髪をどのくらいの明るさで染めたら長持ちするのか、ここを日々研究していますので、まずはサロンで気軽に相談してくださいね。それでは次回はハイライトを使った白髪ぼかしについて解説したいと思っています。

毎日幸せです

 新しいトリートメント・システムを導入してからというもの、毎日のサロンワークがとても楽しいです。そして改めて、髪質を改善して扱いやすくしていくことの大切さを実感しています。綺麗に改善された状態の髪の毛にハサミを入れることの楽しさといったらもう最高です。「もう少しここカーブさせてあげようかな」「以前まではウネってしまってしまっていたけれど、この状態ならイケるかも!」と、どんどん新しいイメージが浮かんできては、チャレンジしてこなかったデザインにも自信を持ってオススメできるようになってきているからです。

 本当にこの薬剤を作って届けて下さった皆さまありがとうございます!こんな時代を待っていました。

 ヘアカラーや縮毛矯正が一般の女性たちの暮らしの中に定着して30年ほどは経過していると思いますが、それに伴い傷んでしまって悲しい思いをされた方も多いと思います。僕自身も知識の少なさからそういう思いをさせてしまったことがあります。とても後悔していますし、今でも申し訳なく思っております。

 と、そのような経験から、バディーグーでは早くからトリートメントをシステム化して皆さんにご提案をさせていただいておりました。それでもここ最近では、インナー・カラーやイヤリング・カラーなどのブリーチ剤を使用する施術も増えてきたことと、お客さまの年齢層も白髪染め世代が多くなってきたことから、従来のシステム・トリートメントだけでは追いつけない状況になってきておりました。ご提案できるヘアデザインの幅も控えめになっていたと思います。

 だから今はとても幸せです。今までできないなと諦めていたデザインにもワクワクしながらチャレンジできているからです。まずはメテオ・トリートメント・カラーからお楽しみください!お待ちしておりますね、