新しい自分を探しに行こう
ご予約やお問い合わせは、お電話での対応のみとさせていただいております。インターネット環境が発達し、多くのサロンがネットを使っての予約システムを導入しておりますが、当店は小さなお店ですので、今のとことろ予定はありません。そんな少人数での営業となっておりますので、シャンプーなどしている場合には、すぐに電話に出れない場合もございます。気楽にのんびりとお電話いただければ幸いです。
バディーグーではご来店の際に、検温と手指の消毒をお願いしております。それから紐の無い「貼るタイプのマスク」の着用もお願いしております。現時点でのオミクロン株の勢いは、一関という小さな町でも脅威となっている状況です。不安を抱えている方は少なくないことでしょう。安全と社会活動のバランスを測っていくことはとても難しいことですから。
それでも「美容」という美しさを求める行為は、日常に寄り添っているものだと思っています。なにげない陽だまりとか、青空とか、自然の美しさに喜びを感じるように、人は自分が綺麗になるということを求めているのだと思います。そしてこんな時代は華美な美しさで着飾って発散していくよりも、ちょっとの綺麗を集めていく方が元気になれるのではないでしょうか？
例えば、少し長くなった前髪を整えるとか、気になる根元のカラーリングをするとかなど、あまり時間のかからないサロン・メニューも準備しております。少しづつ綺麗を増やしていくことだけでも気持ちは明るくなれるものです。お気軽にご相談ください。
最後になりましたが、新型コロナの流行が始まってからすぐに、「IELU」という除菌効果のある高性能電解ミストをお店に噴射しております。さらに換気の方は「ロスナイ」という空気清浄機も設置いたしました。僕たちに出来ることことは完璧ではありませんが、一緒に危機を乗り越えていけたらと思っております。よろしくお願いいたします。
毎日のサロンワークで大切にしていることがあります。それは「丁寧な仕事をする」ということ。この言葉に出会ったのは11年前の東日本大震災の時のことでした。以前にお店があった場所は地震で建物が取り壊され、僕たちはしばらくの間、休業することしかできませんでした。今のお店は電気や水道が止まったままの町を自転車を飛ばして見つけました。貸店舗ではなかったところを交渉して借りられるようにはなったのですが、そこを新しく美容室としてOPENさせることは簡単なことではありませんでした。とにかくたくさんの時間と労力が必要だったのです。
その間、お馴染みさんだったお客さん達も困っていたようです。いつも行っていた美容室が突然無くなったのですから、それはそうだったと思います。僕だって馴染みのお店が無くなったら困ってしまうし寂しくなってしまいます。
震災からおよそ3ヶ月がかかりましたが、そんなお客さん達が戻って来てくれる場所を新しく作ることができました。あの時は嬉しかったです。たくさんのお祝いのメッセージやお花もいただきました。ありがとうございました。そして久しぶりにカットしに来てくれたお客さんとの会話の中で「やっぱり丁寧だね」という言葉をかけてもらったのを覚えています。この店の持ち味はそこなんだなって気がついた瞬間でした。
今では高校を卒業して地元を離れた子ども達や、転勤で引っ越ししてしまった方達が、連休などでお店に来てくれた際に「丁寧だね」と声をかけてくれる時があります。そんな時はやっぱりここが大切だなと、しみじみしてしまいます。
新しく作り始めたホームページの方もそんな風に作れたらと思っています。ここを見て髪を切りたくなったら嬉しいです。そんな時はお店でお待ちしております。よろしくお願いいたします。