脱白髪染め

 多くのオトナ女子の髪の悩みと言えば、真っ先に白髪の存在が上がってきます。気になる方だとしっかり染めてたとしても、2週間もするともう生え際にはチラチラと白いものが光り始めているとの声も届いています。そんな状況だと、白髪を染める回数を増やしていくこととなってしまい、白髪は隠れるものの、髪はかなり傷んでしまうという結果になりかねません。

 そこでバディーグーでは、2種類の方法を提案させて頂くようになりました。ひとつは白髪染めを使わずに、ファッション・カラーと呼ばれる彩度の鮮やかなカラー剤で染める方法です。

 もうひとつはハイライトを白髪の気になる部分にプラスして、白髪と黒髪の間に茶髪を挟んでボカす方法です。

 それでは今回は、ファッション・カラーで白髪を染めていく方法について解説いたします。

 こちらの写真は白髪率30%程度の毛束に、ファッション・カラーと白髪染めを少しだけ使い実験してみたものです。拡大してみると、白髪の部分が薄く染まっているのが分かります。いつも白髪染を使ってしっかりと染めている方だと、「染まってないじゃない!」とツッコミを入れたくなると思われますが、この薄く染まるということが白髪をボカす役割を果たしてくれます。

  結局、白髪をしっかりと染めてしまうと、根本が伸びてきた時には白髪の境界線がすぐにハッキリとしてしまい、カラーが長持ちしないということに繋がってしまいます。反対に、白髪が気にならない程度に薄く染めてあげると、伸びてきた時も気になりにくくなり、カラーが長持ちするということに繋がっていくのです。

 実際に、いつもは3週間ペースで染めていたようなお客様たちから、「今回のカラーは長持ちしたよ」「根本の白髪が気になってくるのが遅かった」と、嬉しい感想が届けられてます。

 ということで、白髪をどのくらいの明るさで染めたら長持ちするのか、ここを日々研究していますので、まずはサロンで気軽に相談してくださいね。それでは次回はハイライトを使った白髪ぼかしについて解説したいと思っています。